Weekly Yoshinari

Weeklyじゃなくてさーせん🙏🏻

2020年が終わりそう

私は一年の初めに目標を立てておく。これは、高校生くらいからの癖だ。高校時代は日記帳に書いていたが、最近ではフォローフォロワー0人のTwitterに書き連ねている。

過去のツイートを確認したところ、2020年の目標は、以下のとおりだった。

 ①TOEFL80点取る

 ②積立NISAとiDeCoを始める

 ③イタリア語検定4級取る。もしくはロシア語検定5級取る

 ④読書を絶やさない

 ⑤小説を書き切る

 ⑥出会いの幅を広げる

うーん。見事に意識高い系(笑)状態である。

簡単にこれらを振り返ってみたい。

 

①TOEFL80点取る

80点どころか70点も取れていません。残念でした。

そもそも、2020年上半期はコロナ対応に追われて勉強どころではなかったし、下半期はTOEFL会場のない信州送りにされたので受験機会がなかった。

英語の勉強自体は好きなのだが、一向に上達しない。いまだに単語帳一冊も覚えきれないし。高得点にこだわらずユルユルと勉強を続ける方が向いているのだと思う。

来年は都市部へ異動させてもらえると信じているので、受験機会もあるはずだ。英語力の向上は、2021年の目標に持ち越したい。

 

②積立NISAとiDeCoを始める

積立NISAだけは始めた。iDeCoは始めようと思いつつ、資料を取り寄せただけで終わってしまった。お金が増えると嬉しいね。

 

③イタリア語検定4級取る。もしくはロシア語検定5級取る

私は語学が大好きで、語学好きのきっかけになったのが、大学時代にイタリア語を学んだことだった。当時はイタリア留学を考えたほど(今もイタリア留学の夢は諦めていない。)だったし、正直、本腰を入れて勉強すれば英語よりもイタリア語の方が得意になると思っている。今はイタリア語からは離れてしまったが、自分の中では一番やり直したい言語なのだ。

ただ、私は英語で精一杯で、多言語まで勉強する余裕がなかった。まずは英語をマスターしなければと後回しにしてしまっている。1日48時間ならいいのに。
ロシア語は、私がいつか学びたい言語の一つだ。他にも、アラビア語もやってみたいし、オランダ語も知りたいし、ポーランド語もドイツ語もやってみたい。たくさんの言語を学んで、第二次世界大戦に関する現地の資料を読み漁るのが夢なのだが、夢のままで終わりそうだ。頼んだ、老後の私。

 

④読書を絶やさない

高校2年生の頃からアプリで読書記録をつけている。日記は書くし、何だかんだで月に1度はこの雑文を更新しているし、自分は性格的に記録を残すのが好きなのだろう。

その記録によると、今年は16冊しか読めていないらしい。月換算だと毎月1冊は読んでいることになるが、実際は上半期に読書数が偏っていたというだけだ。

言い訳をさせてもらうと、上半期に読書時間を取れていたのは、電車通勤だったので読書時間がたっぷりあったからだ。引っ越し後は、徒歩5分通勤なので、本を読む機会がなくなってしまった。さらに、壊滅的な英語力にてこ入れしようと勉強に時間を割いていたら「日本語を頭に入れたら、英単語が頭から抜けていきそう……」という勝手な想像が広がっていった。

引っ越しのことを考えると、蔵書数を増やすのは好ましくないので、電子書籍に手を出すべきかと悩んでいる。そろそろ村上龍柳広司村上春樹中村文則を読みたい。


⑤小説を書き切る

無理でした。以上。

でも、小学二年生の頃から小説家の夢を諦めたことはありません。

定年後に自費出版する予定なので、私が不慮の事故にあわない限りは実現できるはずです。

 

⑥出会いの幅を広げる

まったく広げられませんでした。職場では、新しい環境で上司や先輩とお話できるようになったが、プライベートでは知り合いも増えないまま終わりました。

美味しいカレーにはたくさん出会えたので満足しておこう。

 

振り返ると、私の目標は積立NISAを始めたこと以外、達成できずに終わった。

 

ただ、小説を読んだり書いたりはできなかったが、海外ドラマを漁ることができたことは、良かったかもしれない。小説と違って、英単語が頭から抜けていく想像をせずに自由時間を楽しむことができたからだ。リスニング力がちょっとでも向上したと信じておきたい。たかだか海外ドラマを見続けるだけで英語力が向上するなら、こんなに至る所でTOEIC700点獲得に向けた講座が開講されているはずがないので、リスニング力の向上は錯覚に過ぎないとは思うけれども……。

 

世間的に見ると、2020年はコロナ一色で終わった。私の職場も例外ではなく、異動前まではコロナ対応のせいで残業時間が3桁だった。

私が一番怖いのは、コロナ騒動終息後もこの生活様式が続いてしまうことだ。常にマスクをして、どこへ行っても意味があるのか分からない測温を求められ、消毒液で肌が荒れるような状況が続くとしたら、娯楽が失われていってしまわないだろうか。ワクチンの開発に期待を込めているが、「ワクチンができました」という報道だけで、元の生活に戻れるものだろうか。いつになったら、感染者数の更新報道が終わるのだろうか。

人間がウイルスを撲滅することは不可能なので、本来は共生の道を探るべきである。コロナ感染に対して、過度に反応する状況は、あまり好ましいものとは思えない。新型コロナウイルス初感染者の報道がなされる前から、国内にコロナ感染者がいた可能性だってあったわけだが、誰も未知のウイルスとは騒いでいなかったはずだ。私がこんな偉そうな口を聞けるのは、医療従事者が頑張っているお陰だとお叱りを受けそうなので、コロナについてはこの辺りでやめておこうと思う。

 

この一年間で、日常は簡単に壊れるものだと知った。

私が生きていることにも、いつかは終わりがやって来る。いつからか、私はベッドに潜てすぐ「この夜が私の最期になるかもしれないのか」と内省するようになった。明日、大地震が起こるかもしれないし、家が火事になるかもしれない。交通事故に巻き込まれるかもしれない。予想ができないから、準備をすることもできない。

「私はね、寝る前にお洋服を綺麗にたたんで、枕もとを片付けてから寝るようにしているの。朝起きて、目が覚めなくても、他の人が見て綺麗に思うように」

以前、観光地で出会った80代の女性からかけられた言葉だ。

彼女ほど、長い人生を刻んでいない。他人から「若いから夢がある。可能性がある」と言われる年頃だ。それでも私は、彼女の言葉に、妙に納得した。80代であろうと20代であろうと、明日が未定なことに変わりはない。それなのになぜ、若者には夢があると無条件に信じられるのだろう。明日がない可能性は、等しく皆持たされているというのに。

ただ、確率的に言うなら、朝が私を迎えてくれる場合の方が多い。それは、決して当たり前にやってくるものではないというだけで。私にできるのは、後悔しないように24時間の貴重さを噛みしめることだけだ。

2021年がいい年になりますようにと願いながら、来年の目標を立てようと思う。

 

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こんな暗い話で締めるつもりちゃうかったんけどなあ……。

根暗が明るい話をしようと思っても無理ってことやんね~。どうやったら、普通の人みたいに明るく生きていけるんやろう。

……というのが、ヨシナリ永遠の悩みですので、2021年は明るく過ごすことを目標にしようと思います。まあ当方、対面と文章の印象が違うことで有名ですので、私を知っている方からは「あれ以上、うるさくされたら堪らん」と思われそうですが。

皆様、良いお年を!!!